本日はPC+ABSの素材で成形されている製品にシルクスクリーン印刷を施しました。
一液タイプのインキを使い、文字と数字の印刷になります。今回困難だったのは、文字のすぐ隣に一部成形で盛り上がっている部分があり、こちらを避けて印刷をしなくてはいけません。この部分を逃がすために、版も特枠を使いました。(特枠=版の縁部分の形を少し変えて製品に当たらないように加工してある特殊な版)
版の隅にデザインがあるため、印刷する際にスキージの版に対してかかるテンションが場所によって違ってきます。これを加味して、スキージの角度と印圧調整を行わなくてはなりません。
通常より工夫が必要な印刷案件になりました。