スクリーン印刷の前処理??

スクリーン印刷を行う過程で、インキの密着に深く関連している工程が”前処理”になります。
前処理とは、印刷を行う前に印刷物表面に簡易的な加工を施すことです。

印刷物の材質や、形状などによって前処理の方法も異なってきます。

本日はフレーム処理を紹介します。

フレーム処理とは文字通りバーナーなどで、対象物表面に炎を当てる処理のことを言います。
科学的な原理を説明するとやや複雑になります。
燃焼によって空気中の酸素をプラズマ化させて酸素プラズマを印刷物表面に付与して、親水化させます。
そうすると新たな化学結合が起こり、接着性が向上します。主にプラスチック製品に使用するケースが多いです。

フレーム処理の最大のメリットは高速で作業が行われるため量産に優れている点です。

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